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映画他ゆる備忘録

怪物はささやく(吹替版)

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怪物はささやく(吹替版)

感受性豊かな12歳の少年コナーが非現実を通して
母の死という現実と向き合う話。

ダークファンタジーのとても良い映画ですが、
個人的には二回目の視聴はしないタイプの映画で
メンタルがゴリゴリ削られます。

コナーの現実は
母は病でコナーと祖母は気が合わずギスギスし
学校ではイジメで殴られ、多分何かしら気が付いてるはずの先生
他に家庭があり、引き取る気もないくせに
中途半端に優しくしようとする元父親

非現実では
怪物に人により正しさは曖昧で
大体の人間は善と悪その中間と語られ
母の死という現実をも突き付けられ
崩壊していく世界でコナーが叫ぶシーンは
映画を見てるほうも辛いし泣けてくる。
確かに10代の頃は些細な事でも死にたくなったり
世界の終わりを感じたりするから
コナーは尚更そう感じたのだと思う。

現実はコナーにとって優しいだけの人や世界じゃないけど
折り合いをつけて生きていく成長物語。

原作はパトリック・ネス小説「怪物はささやく」
似たような話だと森絵都の小説「カラフル」が好きです。
何回も読んでますが、この話よりはマイルドで読みやすいと思います。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B078MXGHRJ/ref=atv_dp_share_cu_r
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コココ
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昔好きだった暴れん坊将軍を全話みたいと思ったがあまりにも話数が多すぎるので備忘録替わりに始めたブログ。
でしたがプライムでシリーズ1以外配信が停止しているので映画、ドラマ、アニメ備忘録になりそうです。
また見たい話タイトルに★☆彡がついてます。
ネタバレ配慮なしです。

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