成金魚屋の息子で内気な青年ビクターは没落貴族の娘ビクトリアとの
結婚を控えていたが誤ってコープスブライド(死体の花嫁)に
結婚の誓いを立ててしまい死者の国に連れ去られる。
見たのは先月ですが、とても面白かったです。
ティム・バートン監督作品はバットマンシリーズは面白くて好きでしたが
昔見たシザーハンズ、マーズ・アタック!、スリーピー・ホロウ
チャーリーとチョコレート工場がどれも合わなくて
この監督と相性が悪いのかと思っていました。
導入からミュージカル曲への入りの流れで、
この作品好きだなと感じました。
ビクターとビクトリアがピアノの前で初めて会話し惹かれあう
作中一番静かなシーンだと思うがここが一番好きです。
「母に禁じられてるの音楽ははしたないそうよ、情熱的すぎると」
このセリフだけで相手にも視聴者にもビクトリアが
どうゆう家で育ったか伝わるし
ビクターがさらわれた後、屋敷を抜け出してまで彼を助けようと
奮闘するビクトリアを見てこのセリフとの対比が素晴らしいと思います。
タイトルはコープスブライドだけど私はビクトリアを見るために再視聴したい。
ビクターはもう少し諦めずに頑張ってください。
でもビクターとビクトリアの静かな会話とか関係性や空気感が本当に好きで
こういう恋愛映画見たいのでゆっくり探そうと思います。